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日本の大学と比較

学生主導の教育 −「個」を伸ばすアメリカの教育現場。

アメリカの大学の特徴として、あくまで学生主体な教育を提供していることが挙げられます。個人の可能性や能力を最大限に引き出すための教育制度が確立されており、大学在学中に興味分野を見つけ、学びたいことを積極的に学べる柔軟な環境が用意されています。

日米の大学比較早見表


アメリカ 日本
大学の数 4,200 1,200
専攻の数 650 -
学期制 2学期制、3学期制、4学期制 2期制
入学審査 書類審査 筆記試験

日本の大学との5つの違い

1.専攻決定が柔軟
アメリカ 日本
大学で学ぶ専攻は入学後に決めても良く、専攻の変更も可能 大学で学ぶ専攻は受験時に決めておく。入学後の専攻の変更には条件があることが多い。
2.別の大学に編入、トップスクールへの編入も可能
アメリカ 日本
一度入学した大学から別の大学への編入(転校)が可能。成績次第ではトップ校への編入も可能。過去に修めた単位は移換されるため、無駄な時間やお金がかからない。 別の大学への編入は可能。しかし編入を受け入れる学校に限りがあったり、また受け入れ枠も少ないことがある。単位移換には各大学の規定がある。
3.参加型の授業スタイル
アメリカ 日本
学生主導の教育が求められるため、学生は能動的に授業に参加する必要がある。単にテストをパスすればOKではない。 教授が一方的に講義を行うスタイルがほとんど。学生の意見交換の場は少ないとされる。一部のゼミ形式の授業は参加型だが、基本は受け身の教育。
4.人間性の形成
アメリカ 日本
膨大な量の勉強量でタフな精神力、慣れない海外暮らしで自立性と自主性、そして多文化社会で国際的な感性が身に付き、これらによって知識や語学力以外にも、人間として成長ができる。 さまざまな環境や地域から集まる学生との出会いによって、視野が広がる。ただし、交友関係は高校生活の延長になりがち。
5.教授と学生は対等
アメリカ 日本
学生が担当教授の評価をする事が義務付けられている為、教授の質は一定に保たれる。また、Office Hoursと呼ばれる制度が整っており、授業外でも教授は学生に対して非常に協力的。 学生が教授を評価することはない。また、アメリカ同様にOffice Hoursを設けているが、アメリカほど普及されていない為、学生と教授の距離は依然として遠い。

学生の生活スタイル

アメリカの大学に通う場合、生活の中心は「学業」に注がれます。それらの理由として学生は勉強せざるを得ない環境に置かれるからです。

課題の量が多い

授業前の予習はもちろん、毎回の授業で出される課題や期限付きのプロジェクトなど、多岐に渡って量が膨大です。約4ヶ月間の学期中に複数の教科に対して多くの課題をこなしていくわけですから、語学力にハンデのある留学生は毎日の勉強時間は平均4〜6時間と言われています。日本の大学の様に、中間・期末テストに重点が置かれるわけではありませんので普段からの努力が必要になります。

最低限の成績を納めておかないと退学処分になる!

アメリカの大学は日本同様に義務教育ではありません。その為、「学びたい人」には門戸を開けていますが、そうでない人には厳しい処分を与えています。成績が4段階評価中、2.0(C評価)未満を切る学生は警告処分、または退学処分が命じられます。留学生に対しても「学習」する為にアメリカに来ているわけですから、「やる気がない」学生に対しては厳しく強制送還を命じられます。日本の大学は入学後に例え成績評価が悪かったとしても卒業ができる、そこが大きな違いです。

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